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- 保護者様方へのメッセージ編（インタビュー）
Interview 01抜歯を伴う矯正治療に対して、保護者様にお伝えしたいことはありますか？
小児矯正を検討されている保護者様の中には、「早く歯並びが整うなら永久歯を抜いてもいい」とお考えの方も少なからずいらっしゃいます。しかし、永久歯の抜歯を伴う矯正治療は、顎に対して悪影響を与えかねません。
噛み合わせや顎の歪みは、口周りの筋肉の緊張を招き、全身の不調につながるおそれがあります。たとえば呼吸に影響が及び、疲れが取れない・イライラしやすい・集中できないなど、メンタルに不調が出ることも考えられるでしょう。健康な永久歯が減るわけですから、当然入れ歯になるリスクも高まります。
このようなリスクを把握していれば、安易に「永久歯を抜いてもいい」とは考えないはずです。どのような矯正治療を選ぶのかは、各ご家庭の自由ですが、ぜひ正しい知識を身につけたうえで、納得のいく決断をしてほしいと思います。
Interview 02小児矯正が完了するまでの目安を教えてください。
矯正治療が完了するまでの期間は、はっきりとお伝えすることはできません。当院では、お子様の顎の成長を利用した、口腔機能重視の小児矯正を提供しています。顎を成長させて歯を並べる場所を作るために、健康な永久歯を抜くことにこだわらず、歯並びとともに噛み合わせや顎の歪みを改善し、お子様の健やかな成長を口腔環境からサポートいたします。
小児矯正を成功させるには、お子様それぞれの現状と経過を正確に把握し、それに沿った治療を行わねばなりません。当然、お子様によって治療内容は異なりますし、経過次第では治療期間が延びてしまう可能性があります。ですから、小児矯正が完了するまでの期間は、たとえ目安であったとしても、無責任にお伝えすることは控えています。
お子様や保護者様は、部活や習い事、仕事や家事などでお忙しいことは百も承知です。しかし、心身の健康を支える本当に美しい歯並びは、運動や勉強の経験と同様、お子様の将来にわたる貴重な財産になります。もちろん、治療の状況はその都度しっかりとお伝えし、最後まで責任を持って治療いたしますので、ご理解・ご協力をいただければ幸いです。
Interview 03お子様の矯正歯科をお探しの保護者様に、メッセージをお願いします。
繰り返しにはなりますが、安易に永久歯を抜く矯正治療はおすすめできません。永久歯の抜歯は、かえって噛み合わせや顎に悪影響を与え、心身の不調を招くおそれがあります。入れ歯になるリスクも高く、とても望ましいとは言えません。
安直に抜歯を決める矯正歯科もありますが、それは本当に正しいことなのでしょうか？私は歯科医師たるもの、まずは精密検査をして、抜歯しない方法を模索するべきだと考えています。保護者様には、ぜひこうした矯正治療の知識・現状を知っていただいたうえで、後悔のない選択をしていただきたいです。
当院はインビザラインの経験・技術も豊富であり、多くの症例を扱った歯科医師に与えられる「インビザプラチナドクター」の称号も獲得しています。永久歯を抜かない矯正治療、インビザラインに興味をお持ちの方は、他院で難しいと言われた場合も含めてぜひ一度当院にご相談ください。